前回の記事では保育施設の種類や、園見学の仕方、見るべきポイントなどをまとめましたが…📝🤎
わたし的に保育園を考えるママパパとって、ぜひわかっていてほしい、公立保育園と私立保育園のことについて深堀りしていきたいと思います。
これからお子さんを保育園に入れる予定の方はもちろん、現在どこかしらの保育施設に通っている方、保育士になりたい学生の皆さん就職先選びの参考になれば😸🫶🏻
3歳までの子が通える保育施設の種類と、大体の概要が分かれば良いよという方は、前回の記事をご覧ください✏︎
公立保育園とは?
公立保育園とは、市区町村などの地方自治体が運営する保育園のこと✔️
公立保育園で働く保育士さんは、地方公務員!!(パートさんや非正規雇用を除く)
費用は所得に応じた保育料で、その他の諸費用は比較的安い🫱🏻🫲🏽
保育内容は、市区町村で統一されており、どの園でも安定した保育が受けられる一方、園による特色が出にくく、柔軟性も少なめ..📚
行政が管理しているから同じ区内、市内の保育園ならどの園でもほぼ変わらない保育を受けれられる🏫
だから1つの公立保育園を見ればなんとなく住んでる地域の公立保育園の雰囲気がわかるかなあ💭
園長先生も含め先生方は、市区の中で数年ごとに異動しているので、園全体が閉鎖的な環境が生まれにくく、常に新しい目が入る☞そのため不適切な保育などが起こりにくい環境もいい◎
あと1番大きなメリットだと感じるのは、先生たちがきちんと公務員試験をクリアしている方々だということ!!
長く勤めているベテラン先生も多く、新人先生の研修やサポート体制もバッチリ👌
保育士の免許は国家資格だけど、比較的誰でも簡単に取れてしまうから、わたしの保育学校の同級生にも、「えー、この子が保育園で働いて大丈夫!?」って子も正直いた…🥶
しかもさらに恐ろしいことに、この人手不足の保育業界は猫の手でも借りたい状況。
保育士の質の問題は残念ながら後回しにされてしまっていることが多い…😱
わたしの実習先の私立保育園も、発達グレーな先生が1年目から4歳児の1人担任を任せられてて、まあそれは大変な状態だった…ここには書けないレベルで…🤫
その点で公立保育園は少し安心材料になるかな。
でも公務員試験を突破しているからってみんながみんな素晴らしい先生とは限らないので、そこは勘違いしないように!!
私立保育園にも素晴らしい先生はたくさんいます👩🏫♡
でもその代わりに、先生たちが廃材を使って工夫を凝らして用具を作っていたり、清潔感にはこだわっているはず🤍🫧
デメリットと感じる人がいるかもしれないところは、市区の予算で動いているから、園の施設が古かったり、遊具や備品が少し年季が入っているかも(笑)
あとは公立園は、教育面よりも自由遊び重視のところが多い気がする🌞🌿
わたしの見学に行った保育園も、年長さんでもひらがな練習や英語などのお勉強はせず、外遊びや、食育のため野菜の栽培をしているとの話だった🍆
これは良いと思う人と、ひらがな練習くらい園でやってほしい人で分かれそう…
でも公立園によっても違うと思うので気になる方は聞いてみるといいかも♪
私立保育園の認可・無認可ってなに?
私立保育園とは、民間の社会福祉法人・企業・学校法人・NPO法人などが運営する施設✔️
その中でも自治体から認可を受けている施設が☞認可保育園
認可を受けていない施設が☞認可外保育園
認可保育園は、言わずもがな様々な基準を満たしている安心感の他、保育料も所得に応じてなので比較的安価だったり、施設も広いことが多い🫶🏻
小規模保育園や認定こども園も認可保育施設。
認可外保育園は、申し込みも行政でなく直接保育園に。保育料も比較的高価💸
その代わり自由度が高く、夜間保育や、生まれて間もない子どもの保育(認可は基本的に生後57日から)、また園によっては習い事のような保育サービスが充実している園も🏫
企業主体型保育園やベビーシッターも認可外です📚
じゃあなんで認可外保育園は、認可を受けれないの??
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①国の厳しい基準を満たせない
基準とは…
●施設の広さ・安全基準
こども一人当たりの面積が決まっているよ。あとは避難経路や耐震性なども基準がしっかり決まってる✔️
●職員の配置人数
こちらも認可を受けるには、こども一人に対する保育士さんの人数が決まってる👩🏫
例えば0歳児さんはこども3人に対して保育士1人。1歳児さんはこども6人に対して保育士1人など。
(ちなみに余談ですが、保育士1人で1歳児6人なんて見られる訳がありませんワラ)
●保育士の資格要件
一定以上の職員が有資格者であること🫱🏻🫲🏽
●給食・衛生管理・設備の整備
調理室の衛生や給食提供体制など🥨
☞これらの基準をすべて満たすには、建物の構造・土地の広さ・人件費などに多くのコストがかかるため、「基準を満たせず認可を取れない」ケースが多い。
②あえて認可を受けない
一方で、基準を満たせそうでもあえて認可を申請しない園もある🧐
理由は以下の経営上の事情が多いよ。
●独自の保育方針や柔軟な運営をしたい
夜間の保育や、スポット預かり中心の保育園、生後間もない子どもの保育など👧🏻
●少人数・家庭的な保育をしたいから
認可化すると、定員増を求められることもある📈
●手続きや報告義務などが多く、自由度が下がる
認可化すると、どうしても行政主導になるので、柔軟に運営したい保育園の妨げになる場合がある。
あなたの家庭はどの保育施設を選ぶ?
ここまでつらつらと概要を書いてきたけど、じゃあ実際にどの保育施設が良いかは、家庭の状況によるので一概には言えない🤷🏻♂️
なので自分の家庭環境、状況に合わせた保育施設を選ぶことがおすすめ!
🌷公立保育園が向いてる家庭は…
保育士の質を重視したい・費用を出来るだけ抑えたい・地域とのつながりを大切にしたい・教育面よりも、遊び重視の保育を希望・職場や家の近所に公立園がある・多少の古さよりも安心で選びたい家庭向け
🌷私立保育園(認可)が向いてる家庭は…
教育方針や雰囲気、施設の綺麗さを重視したい・特色ある保育に惹かれる家庭・保育料は公立並みで、プラスαの内容を求めたい
🌷認可外保育施設が向いている家庭は…
働き方が不規則(夜勤や土日出勤など)な家庭・少人数・アットホームな環境を希望・自由な保育内容に惹かれる家庭・費用よりも柔軟性や子どもとの相性を重視する・認可の基準を満たしていなくても気にならない家庭
それぞれにメリットデメリットがあるから、家庭で話し合って慎重に選ぼう💘
ちなみにわたしが保育園に求めることは、
1に安全2に安全、3.4が無くて5に安全なので(笑)
希望は公立保育園ですが、家の周りに公立園が無いという…
ちょっと遠いけど公立に頑張って通わせるか、近さを重視して近所の私立保育園や小規模保育園にするか…
認可外は今のところ考えてないです👀
ただ現実はこんなあーだこーだ言えるレベルじゃなく、保育点が低すぎて受かるわけなさそう(笑)
